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いつも手帳を携帯しよう。いいアイデアがいつ思い浮かぶかは、予想がつかないからだ。私の経験では、いいアイデアは最も意外なときに現れる。アイデアはしっかり記録しておかないとすぐに忘れてしまう。
哲学者のエリック・ホソファーはこう書いている。
「独創的で価値のあるものは、ほんの一瞬しか現れない。その瞬間をとらえて残す方法を知らなければ、成長や歓喜とは無縁である」
出かけるときは、必ず筆記具を携帯してアイデアを書きとめる習慣を身につけよう。ノートでも電子手帳でも何でもいい。アメリカの工場を視察する日本人ビジネスマンの一行を見たことがある人は知っているだろう。彼らはみな、首からカメラをぶら下げているが、楽しみのためだけに写真を撮っているのではない。
アイデアを集め始めたら、テーマごとにファイルに保管しておくといい。あなたにとってそのファイルは、お金儲けのためのアイデアの宝庫になる。新しい製品やサービスのアイデアを考えようと思ったら、ファイルを開いて二つか三つの項目を選ぶといい。それを組み合わせたり、他のものに付け加えたりすれば、お金儲けのアイデアをいくつも思いつくはずだ。
創造性の真髄は、それまで互いに無関係に存在していた物事をうまく組み合わせることだ。クラレンス・バーズアイはカナダに行ったときに、冷凍された魚を解凍して食べた。彼はそのアイデアを食品の販売に応用し、冷凍食品産業を創始した。フランスの医師ルネ・ラエネクは、子供のころに振動が空洞の丸太の中を伝わったことを思い出し、聴診器を発明した。フランクリンは複数のメガネを取り替えるのに疲れ、遠近両用メガネを発明した。